2023年4月14日 劇場版第26弾 名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)では、老若認証システムがひとつのキーアイテムとなっています。
読みは「ろうにゃくにんしょうシステム」
黒の組織に、自分たちの正体や居場所がバレるとまずい!と思わせ、コナンや哀ちゃんが生きていることがバレる展開に。
若認証システム
老若認証システム(ろうにゃくにんしょうシステム)は直美・アルジェントが開発した「人種差別をなくすため」の顔認証システムという触れ込みとなっています。
実際にはアメリカで暮らしていたときに開発者の直美・アルジェントが宮野志保(哀ちゃん)にいじめを助けてもらい、いじめのターゲットが哀ちゃんに変わったのに何もできなかったから、会いたい、という気持ちで探すために作ったと言っています。
ですが哀ちゃんは直美・アルジェントを覚えておらず、また「人種差別をなくすため」に追跡システムを作ったという理由もちょっと美談にしたくて無理矢理な感じがしました。
実際にパシフィック・ブイでは、日本とヨーロッパのすべての防犯カメラが映し出され、「老若認証システム」で過去の写真から成長した顔をCGで作成し、逃亡犯や誘拐の被害者を追跡できる、という画期的なものとして使われているので、どう「人種差別をなくす」のに繋がるのか…。
哀ちゃんが大好きなだけに、もうちょっとそれっぽい理由を作って欲しかったなぁ~って。
そのため組織は、自分たちの痕跡を消すためにプログラムの改変をしようと画策するんですね。
キールもベルモットも哀ちゃんも、いつもバチバチしてる赤井秀一と安室透も「バーボン」&「ライ」とかなりカッコイイのに、直美・アルジェントだけウジウジしていて(^_^;)、子供姿の哀ちゃんに気合入れられるという。
哀ちゃんとコナンの正体がバレるかもしれないシチュエーションを作り出すのは面白い!のにそこだけ久しぶりに納得感がなかったですね~。
まとめ
名探偵コナン「黒鉄の魚影」で黒の組織から狙われる「老若認証システム」についてまとめました。
過去の写真から成長した顔をCGで作成し、逃亡犯や誘拐の被害者を追跡できるシステムで、最終的にベルモットの活躍で穴だらけと思わせることに成功しました。